セロトニンとオキシトシンの働きとは? ~調布たきざわ整骨院~
【産後骨盤矯正のご来院の多い 調布たきざわ整骨院です】
こんにちは(*^_^*)
今日はセロトニンとオキシトシンの働きについてご紹介します!
セロトニンとは?
セロトニンとは、人間の精神面に大きな影響を与える神経伝達物質で
「レアルアドレナリン」「ドーパミン」と並び体内で特に重要な役割を果たす
“三大神経物質”の一つです。
セロトニンが不足すると精神のバランスが崩れ、暴力的になったり、
うつ病を発症する原因ともなります。
現代人の多くはセロトニンが不足した状態にあるといわれています。
セロトニンは必須アミノ酸のトリプトファンという物質から合成されます。
ただ、体内では生成されないため良質のたんぱく質を食事から摂る必要があります。
トリプトファンが豊富に含まれる食品は大豆・豆製品・乳製品などです。
さらにトリプトファンからセロトニンを合成するときにはビタミンB6が必要となります。
ビタミンB6を豊富に含むのは玄米や小麦胚芽、牛、豚、鶏のレバー、マグロや鰹の赤身などですが
たんぱく質を摂るときは植物性のものがベストです。
幸せ脳内物質代表セロトニンの5つの働き
①覚醒
朝起きた時にセロトニン神経が活性化すると、過度な覚醒状態になり、
元気にスッキリと目が覚めた状態になります。
②心の安定
心を波立たせるノルアドレナリンやドーパミンなどの神経伝達物質を抑え、
平常心をもたらしてくれます。
③自律神経の調整
覚醒状態とリラックス状態のバランスをとり、体調を安定させてくれます。
④痛みの抑制
必要以上に感じる痛みの伝達を抑えます。
⑤姿勢の維持
重力に反発して働く抗重力筋という筋肉を活性化する作用があり、表情はスッキリと、
姿勢もピンと美しくなります。
オキシトシンとは?
オキシトシンとは、脳内の「視床下部」で生成され「下垂体後葉」から分泌されるホルモンです。
子宮収縮・分娩(ぶんべん)促進の作用で知られています。
オキシトシンは神経伝達物質としても働き、ストレス軽減や記憶力向上といった効果を
発揮することも、近年の研究でわかってきました。
幸福ホルモン オキシトシンの2つの働き
①幸福感
オキシトシンは充分に分泌されると心理的・精神的ストレスを緩和し、心身が解きほぐされ、
脳と心の疲れを癒してくれます。
②病気の予防
オキシトシンには、脳の視床下部に直接働きかけてコルゾチールという物質の分泌を抑制します。
これにより、糖尿病や高血圧などの病気を予防すると言われています。
「愛情ホルモン」「ハッピーホルモン」とも呼ばれるオキシトシンを活用すれば、
仕事や勉強の成果を高められそうですね。