ある日とつぜん肩が痛くて上がらない
ある角度にすると激痛 それは四十肩五十肩かも
【四十肩五十肩って何?】
四十肩や五十肩は、正式には”肩関節周囲炎”と言います。
肩関節や肩甲骨の周囲にある4つのインナーマッスルが日常生活の繰り返し動作で損傷し、
肩関節周辺の関節を包む膜が慢性的な炎症を起こすことで、肩の可動域に制限が出るほどの痛みがでる症状です。
実はほとんどの場合1年~2年ほど放置していれば自然に治癒するのですが、その間を痛いまま暮らすのは大変です。
【四十肩五十肩の原因は?】
四十肩五十肩の原因は、家事や育児や仕事で肩や腕や手を使い続けてきた蓄積性の負担が
四十代、五十代になる頃にたまりにたまって突然のように発症したものです。
肩を上げたままキープすることが仕事柄の姿勢に多い美容師さんは二十代や三十代でも
ご来院されることのあります。肩をあげたまま使う姿勢が多いとなりやすくなります。
四十肩五十肩になりやすい職業は、美容師、パティシエ、調理師、歯科衛生士、歯科医師など。
【どんな治療をするの?】
肩関節は球関節というソケットにボールが入るような関節構造をしています。
その中心の位置が互いにド真ん中あるように調整します。また関節が外れないように留めている
4つのインナーマッスルの「棘上筋、棘下筋、小円筋、肩甲下筋」の過剰緊張をほどきます。
肩甲骨の動きは肩の動きの約1/3を担っていますので肩甲骨を動かせるようにします。
適切な治療をしても治るまでに少し時間がかかるのが四十肩五十肩です。
症状が出る前から前もって40代の方はメンテナンスケアに通院をされたり、
症状のある方は1日でも早く通院を開始されると治りやすくなります。
調布たきざわ整骨院