【産後骨盤矯正の調布たきざわ整骨院】
血糖値
・空腹時:70~110mg/dl
・食後:上限140mg/dl
食事で血糖値が上昇しても、膵臓からインスリンというホルモンが分泌されて、血糖値が過剰に上がり過ぎずに
上限140mg/dlを目安としてコントロールされています。
そして食事が終了してから2時間程経過すると、血糖値はまた空腹時の値にあたる70~110mg/dlに戻ります。
高血糖の状態で起こること
・膵臓が疲弊する
・肥満
・血管が老化
低血糖で起こること
・集中力がなくなる
・頭痛、吐き気、めまい
・高血糖にもなりやすい
血糖スパイクとは
食後に血糖値が正常値を超えて急激に上昇し、数時間後には再び正常値内に戻っている現象のことです。
医療機関での検査や診察時に言われる「食後高血糖」と同様の意味です。
糖尿病の前段階として食後高血糖になる人が多いことは以前から指摘されていましたが
血糖値スパイクそのものに危険性があることがわかってきました。
血糖スパイクは万病のもと
血糖値スパイクは糖尿病以外にもさまざまな疾患の原因になります。
血糖値スパイクを起こすと、血管の細胞内部で大量の活性酸素が発生します。
この活性酸素が細胞にダメージを与え、血管を傷つけます。これが繰り返されると血管の壁が厚くなり、動脈硬化を引き起こします。
これが心臓の血管で起これば心筋梗塞、脳の血管で起これば脳梗塞となり、突然死の危険性があります。
心筋梗塞、脳梗塞のリスクは、血糖値スパイクが起きている人の場合、そうでない人と比較して1.9倍にもなるといいます。
また、アルツハイマー型認知症のリスクは1.6倍、がんのリスクは1.5倍になるとされています。糖尿病にならなければ大丈夫というわけではありません。
血糖値を安定させるためには?
●1日の糖質の摂取量を、男性:120g、女性:110gを目安にする
(茶碗1杯分の白ご飯:約55g、カレーライス:約108g、牛丼:約112.1g)
(かけうどん:約58g、醤油ラーメン:約70g、ナポリタン:約88・7g)
(チキンバーガー:約44.9g、メロンパン:約66.9g、卵サンド2切れ:約27.2g)
(シュークリーム:約15.2g、ショートケーキ:約34.4g)
●良く噛んで食べる
●1日3食バランスよく食べる
●自分に合った有酸素運動と筋トレを、継続して行う
●6~7時間の睡眠を取る
●ストレスをため込まない
●歯周病を予防する(半年に一度は歯科で歯石除去を行いましょう)
●38度程度のぬるめのお湯で浴槽入浴する
甘い物好きにとって、スイーツの完全カットはストレスになります。
我慢の反動で暴食に走るくらいなら、毎日少しずつ食べる方がいいです。
少量で我慢、フルーツで代用する、糖質オフスイーツを活用するなど、工夫を凝らして甘味と上手に付き合いましょう。
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