PFAS(ピーファス)とは
PFAS(ピーファス)とは、人工的に作られた有機フッ素化合物の総称です。
熱や水に強いという特徴があり、自然界で分解されることがほとんどないことから、
「フォーエバーケミカル=永遠の化学物質」とも呼ばれています。
PFASは約5000種類あると言われており、代表的なものにPFOSやPFOAがあります。
PFASによる健康被害
PFASは、分解されにくく体に蓄積されるため、最近は、人への有害性が指摘されています。
具体的には、
・脂肪異常症(コレステロール値の上昇など)
・腎臓がん
・抗体反応の低下
・乳児、胎児の発育の低下
などのリスクを高めることが指摘されています。
PFASの基準値
日本では、環境省や水道局によって、PFOS と PFOA の合算値で 50ng/L 以下となるように定められています。
例えば、アメリカでは、その値が70ng/L 以下、イギリスやドイツでは100ng/L 以下に定まれれており、
日本は比較的、厳格な水質基準が定められていることがわかります。
調布市は令和4年~令和5年において、PFOS及びPFOAの合計値が5ng/L 以下と目標値以内になっています。
一方で、10年前の調布市のデータを見てみると556ng/Lとなっており、基準値を大幅に超えています。
自分が住んでいる自治体のPFASをチェックしよう
現在、各自治体のHPに該当地域の水質検査の結果が公開されています。
最近になるまで、その有害性を指摘されていなかった分、
地域によっては水道水や河川などから高い濃度のPFASが確認されている所もあります。
自分の住む自治体のPFASの状況を調べたり、
ミネラルウォーターや浄水器を利用したりすることで、体内を健康に保ちましょう!
日々、子育て世代のママさんの施術で、赤ちゃんに接する機会の多い当院では、
赤ちゃんや小さい子が健康にすくすく育ってほしいという意味からも、
施術や情報シェアを通じ、これからも健康に生きるのに役立つ健康情報を配信していきます。